2018年3月7日水曜日

Transition Smuggler に27.5プラスを履かせてみて。

Transition Smuggler に27.5プラスを履かせてみて。
タイヤはF-Rにロケットロン3.0-2.8
リムはstansのBARON 27.5
よく29x2.3=27.5x3.0なんて書いてありますが。29x2.3の方が一回り大きいです。
タイヤの潰れる量を考えるとさらに違いは大きくなります。
transition smuggler&27.5plus 試乗車

=感想=
良かった話
「27.5のフレームにプラスを入れると折角のメーカーが苦心したBBハイトが
高くなりコーナーで倒しにくくなったりコーナーリングで膨らむ傾向がありますが。。
29erなのでさらに低重心になりタイヤサイドに体重が乗せやすく高速で安定して曲がれる。」
↑の話から27.5プラスは27.5のフレームに入れるより29erのフレームに入れるのが正解かと。
「フワッフワの転がりが超気持ちよく根っこでの減速はなく気持ちが良い」
「ジャンプも路面の影響を受けないのでガッツリ踏み込めて超飛ぶし着地もフワフワ☆」
「強烈な安心感とスピードと高速でコーナーに入れて気持ちよかった」
「上手くなった気がするw」

悪かった話
「車輪外径が小さくなりフォークオフセット量と合わずハンドリングが怠くなった。」
これはtransitionのSBGジオメトリーの影響が多い様で。
メーカー想定外のホイールを入れると元が最高過ぎてバランスが崩れるのが感じやすい。
「スピードの乗りは29erの方が加速も維持も強かったです。」
「BBハイトがかなり低いのでガレ場の登りは通常よりペダルが当たりやすい」


デメリットも乗り慣れれば気にならないレベルなので。
29erで乗るかプラスを入れるかは好みの話になるかと。
通常の29ホイールの方がバイク全体としての完成度は高いです。
シャープさを好むなら29er
フワッフワを好むなら27.5プラスも全然あり!!

今回の話とは関係ないけどTransitionのバイクはBBハイトが低い!
&サスペンションの動きが穏やかで挙動がつかみやすい。つまり。
Stantonのフレームを愛しているライダーにはフィーリングが非常に合います!!
低重心でパタパタ倒せるフレームに乗ったら高重心のバイクには乗れなくなりますw
東京のライダーが走る場所はフラットコーナー・根っこ&石が多い環境です。
路面状況が悪場合には低重心でコーナーリングできるバイクはスリップしにくく最適なんです