2018年6月19日火曜日

SURLY LOWSIDE は楽しい!ただしMTB用途は上級者・玄人さん向け

SURLY LOWSIDE 
ボトルケージのダボ穴のみとSURLYでは非常に珍しいラック類は付けない潔いモデル
完成車はシングルギアで引き算のしまくりです
価格は250,800円とリーズナブル



LOWSIDE は楽しい?!ウィリーは本当にビックリするくらい簡単に身近になります!!
自分が超絶苦手なウィリーが数秒間もバランスを前後左右取りながら出来ちゃいます・・・

独特のハンドルとジオメトリーのおかげで、何か童心にかえるワクワクさせる乗り味が素敵
公園や河川敷でウィリーしたりドリフトしたり、たまには林道・グラベルを軽く流すのが粋
ぶっといタイヤのおかげで腰や手首の負担も少なくやんわり遊べる大人のクルーザーです

ギアも取り付け可能で、ギア付ければ更に快適なクルージングが可能!
なんともマッタリ(´ω`)したSURLYらしいリラックスしたお散歩タイムが待っています

それにBMXとMTBを混ぜた様な独特な立ち姿も単純にカッコイイ
この姿に惚れた・ビビッときた方はそれだけで乗る理由になります

初代完成車は普通のステムだったのにウチがBMXステム付けたらSURLY本国がシェアして
翌年からはBMXステムが採用されてたのでモシカシテ?モシカシテ??

なんですが〜なまじMTBなのでMTBの性能を期待してしまい、
パッと見はBMXでバニホやクイックな機動性を期待してしまいますが、、、
SURLYがLOWSIDEに込めたのは「街中を軽く走った後、バーで夜を過ごすためのバイク」
かなり多くの方が間違った認識で買ってしまい期待外れでガッカリパターンが多いので要注意
*サスも26インチで短い&26ホイール使用時限定です!理由はコチラの記事で書いてます*

本国サイトの写真をよく見てもわかるけど、LOWSIDEは公園とか街中で乗っている写真で
カラテクランパスはMTBコースや巨大なジャンプ台が背後に写っています
&本国のサイトのBike Capabilitiesの部分を見るとよく更に理解できると思います
本国サイトにある「LOWSIDE」の得意な事リストがw
・シングルトラック = 日本で言えば農道や公園・河川敷の路面
・裏路地散歩
・”お手製”のなんちゃってジャンプ台
・飲み歩き

簡単に同じ様に見えるLOWSIDE/カラテ・クランパスを分けると、
・BMX”風”=なんちゃってのカッコイイ”街乗りバイク”が欲しい人はLOWSIDE
・MTBとして乗ってバイクパッキングやMTB専用コース行きたい人はカラテ・クランパス
フジテンやら白馬やらカラテモンキーが集まる場所にLOWSIDEは超レアでしょ??
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上記を踏まえた上で、「里山やコースで乗った場合」話をします。MTBショップなので。
中〜上級者・玄人さんにはSURLY LOWSIDEはカッコイイし乗ると超楽しいバイク!!
SURLY SunriseBarは絶対に付けて乗りましょう!このバイクのために作られたハンドルで
このハンドルとフレームの設計が揃って本領発揮ですから絶対なんです!!
用途は?何処で乗るの?なんかピンとこない実にSURLYらしい1台です
・意外に長いトップチューブ(リーチが実際にワンサイズ程度、長い)
・シングルギア
・初年度は26+  オレンジのフレームは27.5+ 24年度はまたしても26+
・クランカーハンドル

先日、路面が超スムーズなガイドツアー・トレイルカッターで走ってきましたが・・・
個人的には変な自転車で操作や遊びの制約も多いけど何かクセになるバイクで好きです
基本的には街中でウィリーする専用って事で間違いないですがw
路面がキレイ・スムーズなコースなら案外楽しめます。楽しめました。
山用なら2台目・3台目にはオススメ?するバイクでハードテールマニアの方限定でお薦めです

 良い点=MTB上級者や玄人さんにオススメ理由 
・ハンドルを切るとタイムラグなしにスッと曲がる!(SunriseBar装着時限定)
・プラスサイズタイヤと立ち気味のヘッドアングルが塩梅よくがグリップ感と操作感が小気味良い
・長いトップチューブが荒地を走るとちょうど良い&今っぽい安定感として現れる
・サンライズバーはキワモノではなくピュアなMTBハンドルで違和感でなく必然性を確信
・スピードが出ている時にプッシュを入れると想像以上に加速感があり気持ちいい
・独特?癖のある?操作感がフルリジットマニアには新鮮で楽しい

 ダメな点=MTB初心者にオススメしない理由 
・期待を完全に裏切るトリックのやりにくさ!バニホは大得意な自分でも全然飛べません
   設計がクルーザーなのでポジションやパーツでどうにかなるならしてるので無理なんですw
 そもそもリジットにしてはリーチが長過ぎる!そりゃフロント浮かないよ〜って当然の理屈
   ワンサイズ下げても効果うす。。下げても適正サイズのカラテ・クランパス程度
・フロントタイヤがあげにくいのでマニュアルもむずい。頑張って上げれれば安定は何故か◎
・高めの段差を降りるのもタイヤ上げにくいので上級者じゃないと危険
・上り坂に弱い。。ペダル漕いでも進み微妙。登りが多い所で乗りたい方はやめましょう
 ギア取り付けてもカラテ達の方がキビキビと加速してスポーティーでした


超重要な事なので2度目ですが
・BMX風のカッコイイ"街乗りバイク"が欲しい人はLOWSIDE=機能・快適性よりスタイル派
・MTBとして乗ってバイクパッキングやMTB専用コース行きたい人はカラテ・クランパス
SURLYが乗り手の事を考えて掘り下げて作ったバイク達ですから、
大体なんでもこなせるけど〜自分が1番やりたい事を専門にしているバイクを選ぶのが正解です
専門外の事にどれだけ高級なパーツを使っても得意に生まれ変わる事はないので・・・