2024年11月10日日曜日

勝手にWILDE BICYCLE RAMBLER Sサイズ完成

勝手にWILDE BICYCLE RAMBLER Sサイズ完成 ジオメトリーはコチラ
試乗できますよ〜
Sサイズ=162cm-170cmとなっていますが毎度のプラス3~5cm程度
ボムトラのHOOKAUDAXのMサイズとトップ長が同等サイズなので170~180cmかも?
フラットハンドルの完成車も用意してるのでその辺も含めてのサイズと適応身長ですね

総額税込473,400円ですが勝手に組んでいるので10%0FFの税込426,060円でお願いします

クロモリらしい「シナリ」がありつつも乗り手のパワーを逃さず推進力に変えて加速・進む系
そんなランブラーをシリアスではなくWILDEのオーナーも好きなヴィンテージな雰囲気で!
価格的にもミニマムよりも少し背伸びした予算で作りました。
クロモリ文化へのリスペクトも込めてRITCHEYのパーツ多めで懐かしく&カッコよく

このフレームどんな感じ?と聞かれれば
踏んだ時の推進力・速度の伸びは上級!
クロモリらしい路面を捉える柔らかさ、障害物を乗り越える時のトロンとした感じは最上級!
塗装も最上級
SURLY・ALL-CITYなどから乗り換える価値あります!
SURLYから乗り換えるとクロモリってこんなに加速して気持ち良いのか!!
ALL-CITYから乗り換えると加速感は似ていますが、こんなに柔らかくマイルドに走れるのか!!
って衝撃を受けると思います。
いわゆる完成車レベルの足回りでこの走りが出るんだから課金すればヤバイ世界が待っています
個人的に主役はコチラのクランク
現代の強度で考えたら3本足でチェーンリング支えるのなんて無しですがw
ガムシャラにペダリングするんじゃなくて心地よく乗って欲しいので。このクランク!

ハンドル・ステム・サドル・バーテープ・ヘッドセットはしつこめにリッチー

側面から見ると普通のシンプルステムに見えて正面は削り込んでる技巧系

カスレたレザー調が洒落てるサドル

ペダルもやる気なさげなMKSのALLWAYS

コンポはSRAM APEX1

ケーブルの取り回しはハンドルバックの邪魔にならないMTB系の「たすき掛け」
ヘッド周りにも傷つきにくいし、フレームに選択肢があるやつなら必ずこのパターン

気楽に乗って欲しいアピールはタイヤにも。
ハッキリ言ってパナレーサーと、その他パナ製タイヤはクオリティーは「中の中」か「中の下」
それでもオシャレ最優先で最低限使えるレベルなら充分でしょう。

ブレーキはTRP。パッドが片側しか動かない機械式あるあるではなく!両サイド動く本格派
ブレーキついでにフォークの剛性の話も。
ランブラーのこの鉄フォークは凄く硬そうに見えてベントフォーク並みに振動吸収性あります
それでいてカーボンほどでは無いですがブレーキに対しての剛性もあります。
鉄フォークにディスクだとブレーキ時にフォークが負けて反ってしまいグニュってなったり、
タイヤのグリップも反りとその反発に負けてガタガタと揺れを起こしがち。
このフォークも少なからずおきますが想像よりも全然少なかったので良いフォークです!

ホイールはシマノの完組のステッカー剥がしたモノ
最近のバイクを作る上でコストカットの大きなハードルは完組ホイールの高騰
そんな中でも安定のプライスレンジと性能・信頼度の高いシマノホイール
最大の弱点はロゴがビックリするくらいダサいwですが剥がしてしまえば問題なし!!
低価格でエアロ&ストレートスポークなんて超贅沢な芸当はシマノしかできません

整備士的には少しありがた迷惑なんだけど、こだわりのオシャレポイントがこのケーブルループ
タイラップで固定しないこだわりがマニアック

塗装が綺麗・・・ペイントに出したって相当お金払わないとこのレベルには仕上がりません
溶接もキレイだし上質なフレームですね

そんなこんなでWILDEをシンプルに味わってもらいたく「ゆるく」作ったランブラー
ぜひ試乗してWILDEの目指す快適性を感じてみてください!
一緒にBOMBTRACKとも乗り比べると全く違うのでクロモリの奥深さも体験できちゃいます


室内保管や車載時に便利なマシューサイクル謹製ペダルカバーよろしくお願いします!
女将がサイズ感だけじゃなく、ネオプレーン生地・ベロクロ・縫製にも拘って作りました。