2022年2月27日日曜日
SURLY GHOST GRAPPLERはドロップバー・トレイルバイクです!
2022年2月26日土曜日
クロモリ グラベルバイクの大本命 BOMBTRACK ARISE
2022年2月25日金曜日
BOMBTRACK AUDAXインプレッションライド
去年の今頃BOMBTRACKの代理店 RITEWAYさんとAUDAXのインプレをしたのでその記事をコピペ
BOMBTRACK(ボムトラック)のブルべを走る用に開発された、AUDAX(オーダックス)のインプレッションライドを行ってきました。
ライダー:マシューサイクル 金原店長
インタビュー:ライトウェイ 左木
左木:金原さん、こんにちは。早速乗る前の第一印象について教えてください。
金原:ブルべ用の自転車って、カテゴリーがニッチ過ぎますよね。ほかのブランドだとツーリングバイクとか、マルチロードとか呼ばれるカテゴリーの中に埋もれてしまっているのですが、あえてブルべに絞っているこだわりポイントが気になりますね。
一般社団法人オダックス・ジャパン(AJ)は日本でブルベの運営、促進を行うための非営利団体もありますので、長距離を走ることに興味のある方は是非こちらをご覧ください。
左木:踏み心地、ペダリング感覚はどうでしょうか?
金原:実は今回のテストライドで一番衝撃的だったのがペダリングですね。ほかのクロモリフレームとは一線を画すフレームの反応の良さに驚きました。お店で試乗車として2週間ほど置いていたので、お店のお客様にも乗ってもらいましたが、踏み心地の軽さに心惹かれる方 多数でした。
イメージとしては、フレームの下半分の剛性が非常に高く、上半分はクロモリらしい柔軟性があります。
クロモリの適度な反発はあるのでテンポよく踏み込めると同時に、踏んだパワーが淀みなく加速につながる感覚が走っていて非常に気持ち良いです。BB剛性はフルカーボンフレームと同等レベルと言って良いでしょう。
フレームの細部を見てみると、あらゆる所でペダリングパワーを受け止めるための設計意図が感じられます。
下の写真はBBのクローズアップですが、T47BBというトラブルが少なく、剛性の高い最新BBをクロモリフレームに組み合わせているだけでも高性能なのですが、さらにフレームのBBシェル全体にリブが入っています。
BMXなどで強度をアップさせるためのテクニックがAUDAXにも使われていることに驚きました。
ロードバイクのコンポーネントをスペックしつつ、47Cタイヤをフレームに収めるためにチェーンステーのタイヤ部分はかなり細くつぶされているのですが、横から見ると上下にかなり長いことが分かります。これら形状もリアの剛性アップに貢献していますね。
ドライブサイドもかなり気合が入っています。肉厚のロゴ入りステーです。
リアエンド側もパイプ全部が溶接されるように、板が飛び出したようなエンド小物が使われています。
フレームパイプとのつなぎ目が強固なので、ペダリング時にヨレる感覚が非常に少ないのです。随所に細かいフレーム改良テクニックが使われています。
左木:乗り心地とハンドリングはどうですか?
金原:グラベルロードのHOOKと比べてもハンドリングは高速巡行の方に振られています。ハンドリングの微妙な動きを表現するのは難しいのですが、曲がりたい方向にスパッとタイヤが向かってくれます。特にオダックスはテンポよくライダーの曲がる意図についてきてくれます。加速も良く、コーナリングも自然なので乗っていて非常に気持ち良いです。
ボムトラックのバイクをいくつも試乗して思うのが、適切なステアリングへのこだわりです。ブルべ、グラベルロード、ツーリングなど、それぞれの用途に合わせて細かく味付けを変えてきています。されに700Cで実現できない(ホイール外径が大きすぎるとフォークの設計幅に限界があるため) 場合はホイールをサイズを650Bに変えてハンドリングを優先するほどのこだわりです。
乗り心地はタイヤが太く、クロモリフレームということもあり、かなり快適です。踏み込んだパワーを受け止めるフレーム下半分の剛性の高さと相反するのですが、非常上手く両立していることに驚かされます。トップチューブ~シートステーのエリアが積極的に振動を逃がしてくれて、軽いグラベルでも滑らかに走ることができます。ヨーロッパ開催される路面の荒れたブルべを走るならこれぐらいの快適性が無いと走り切れないでしょう。
日本国内のブルべなら27.5×1.4ぐらいにサイズダウンしても良いでしょう。 オンロードツーリングや通勤ならこれぐらいのタイヤで快適性、安全性重視がおすすめです。
左木:おすすめの使い方は?
金原:乗り心地の所で書きましたが、オンロードメインのツーリング、ライトパッキングスタイルにはベストチョイスです。グラベルロードのフックやオフロードツーリングモデルのビヨンドもツーリングには使えますが、オフロード走行性能と引き換えにハンドリングの軽さや、重量などが犠牲になります。軽装備でスピードレンジが高いオンロードメインの走りであればAUDAXの方が気持ち良く走ることができます。650Bタイヤに太めのタイヤを装備した設計なので、700C×25Cを履いたロードバイクとホイールシステムの外径はほぼ同じ。ジオメトリー的にもロードバイクと近いでロードバイクから乗り換えても違和感がありません。
以下のモデル別にフレーム重量を比較すると、AUDAXが最軽量です。ノーマルのHOOKもジオメトリーが違う程度でフレーム強度的には同等レベル。HOOK EXTはオフロードをMTBレベルで攻めるバイクなので、かなり強度アップされているのが分かりますね。
HOOK フレーム 2420 g(M)、フォーク 600 g
HOOK EXT フレーム 2710 g(L)、フォーク 600 g
BEYOND フレーム2540 g(M)、フォーク1500g
AUDAX フレーム2410 g(M)、フォーク530 g
AUDAXはタイヤの太さもあって、ジープロードのようなコースであれば十分快適に走れますし、元々ヨーロッパのブルべはそのような路面コンディションが悪く、未舗装路に近いコースも含まれます。そのため、8割オンロード、2割グラベルというコース設定でも全く問題ありません。むしろ得意科目と言えます。
日本国内のブルべは大部分が恵まれた舗装路面なので、巡航速度を上げて時間当たりの距離を稼ぐなら、いわるゆエンデュランスロードのようなカーボンフレームに700c×28Cタイヤを装備しているようなバイクの方が向いているでしょう。AUDAXを選ぶべき人はスピード最優先ではなく、乗り心地、積載性、手荒に扱っても信頼性の高いスチール素材、ハンドリングのスムーズさを重視する人ですね。
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パーツに惚れてご購入になりました!
キャップ🧢がお似合い🤘🏻
ヤンチャなbuddyと楽しんで乗ってくださいねー。