*今回のカラーはフレームが3台だけでそれ以外は来季モデルの発表&入荷までありません。
記事を読んだ方とお話をしてイマイチ真意が伝わっていなかったので加筆
何かと相談の多いSURLY GHOST GRAPPLERのご説明
ロード的な反応や速度が出る様なグラベルバイクではありませ〜ん
公式ページにもあるようにドロップバー・トレイルバイクです!シングルトラックで遊ぶ用!
つまりはドロップハンドルのマウンテンバイクって意味です!
空手モンキーやクランパスよりもフレームが柔らかく緩い乗り心地で、
ストラグラーやブリッジクラブ・ディスクトラッカーよりも近代的でバイクパッキングや
グラベルライドの悪路での安定感・重装備でのフレームのヨレを抑えたモノになっています。
類似のバイクはSALSA FARGOでオフロードを長距離or本格的に走るのがメインで
舗装路やロード寄りのグラベルの様な軽快感はなく、障害物を乗り越えるとか段差に強い系
ハブがBOOST規格なのも剛性とMTBコンポを使う前提であるが故
=皆さんが想像するon/off兼用グラベル欲しいな〜って人には合いませんw
あくまでもグラベル寄りのマウンテンバイク,
または柔らかい乗り心地のバイクパッキング特化型の空手モンキー
ここまで読んでグラベル欲しい方の9割は購入リストから外れているはずです。。
街乗りのMTBやツーリング車をお探しならイイ感じのバイクです。
実際にドロップハンドルグラップラーに試乗すると
ヘッドが寝ているのでハンドリングは凄く鈍くモッサリしています。。
思いっきりMTBの設計なのでグラベル・ドロップハンドル設計としては攻めてますね〜
このフィーリングは接客経験から皆様の大嫌いな安定感があり過ぎて遅く感じる系
その嫌われフィーリングからさらに2サイズほどハンドルが遠いので人を選ぶバイクです。
そしてドロップハンドルのバイクに期待してしまう速度の伸びも本当になくてマジでのんびりw
フォークの剛性は軽めのグラベルよりは丈夫・MTBとしては弱い?優しい硬さ
これはオフロード走行にそもそも不向きなドロップハンドルで走れる速度域を意識した設計?
空手ほど剛性があるとオフロードで速度が乗り過ぎたりシビアなハンドリングに苦戦するはず
荷物もそこそこの重量に抑えライトパッキングな感じでトレイルを流すのが目的でしょう。
なのでドロップハンドルで遊びやすい穏やかな乗り味・ハンドリング・加速感
それを可能にする剛性でフレームを作るとこのゴーストが完成するのでコレで正解!
SURLYから本格的なドロップハンドルグラベル出たと期待したのに〜って方に更なる追い討ち
下の画像はMTBのKRAMPUSとGHOSTの同Mサイズを比較したモノです
トップチューブ長が同じですwこの状況でドロップ化すればハンドルの遠さが分かるかと。
ヘッドチューブの位置が高いしステムは短いから誤魔化せそうで・・・誤魔化せない!
このバカげた長さを山専用設計なので肯定も否定も仕切れない微妙なところではあります。
なぜなら遊び方・使い方しだいで良くも悪くもなる事なのでソコは相談してください☆
ドロップハンドルの状態で乗るのであればSURLYの言う適正サイズよりも、
下のサイズに乗ればイケるサイズ感なのでそれで解決するので。あれこれ説明する必要もなし?
っで。上記全てを踏まえて個人的にはフラットハンドルで組むのを超オススメします!
BikePacking.comなどでも話に出ていますがフラットハンドルで組むのが普通なサイズで
ツーリング系のマウンテンとして組んだ方が身体に無理なく乗れるし使えそうな空気感。
千葉の林道なんかを安心して走れるドロップハンドルのSURLYのバイクが欲しいならお勧め?
正直に言ってコレを必要とする場所を走るならSALSAのFARGOやCUTTHROATの方が
最適化されていて軽くて乗り味や操作性も軽快で上質だと断言しますwww
でも仕入れます!このゆるさがSURLYであって真剣なバイクは他ブランドがやってくれます。
完成車はパーツ構成が残念なのでフレームをSが1本・Mが2本 3月末入荷予定
ウチの確保分は年内はコレが最初で最後の入荷です
上記を読んだ上で動画を見るとSURLY開発者の意図が何とな〜く伝わると思います。
なんか軽快なグラベル動画ではなく、荒れた路面をタイヤ弾かれなが突進している映像です。
完全にマウンテンバイクのコースも走っています!しかもテンション高めにウイリーまでw
後半は岩畳まで走る有様・・・もーマウンテンに乗りなよ〜ってツッコミ入れたいライド内容
ちなみにボクが同ジャンルのバイクを荒れた林道で走らせた動画
SALSA のFARGOとグラベルレースのWARBIRDの2台持って行きましたが
相棒もボクも路面が荒かったのでFARGOの圧勝といったライドになりました。
GHOSTもこんな普通のグラベルでは走りきれない場所を走る為のバイクです
↑6分から見ると良い感じで、素手でドロップハンドル握ってるのがボクです
前方にいる時は真っ黒な服装がボク
改めて見ると荒れてるし段差も岩も多いこの林道を走れるWARBIRD凄すぎる