2024年8月18日日曜日

*完売* マシュー激推しのibis DV9 完成車 ハードテール乗るならコレ一択でしょ!

ibis DV9 GXキット完売!!
完成車は税込605,000円

ちなみに同等のパーツでバラ組みすると工賃無しで税込793,000円するので超お買い得です!!
*ちょっと関係ないけどw何か背中を押されるような話で。*
*24年のSURLYは値上げでカラテやクランパスのサス付き完成車は52万になります!*
フレーム単体の重量は1,3kgと超軽量

「今」、ハードテール乗るなら最新鋭のコレ一択でしょ!ってまずは言いたいです。
ライバルはYETI ARCくらいで他の「旧式カーボン」や「クロモリ」と同じにしないで欲しいですねw
・旧式のカーボンはただ軽いだけで無機質で面白みが少なくてクロモリの方が味があったり。
・クロモリはスピードの伸びの悪さ・技術的な頭打ち感が否めない。
・ハードテールがフルサスと比べて性能差が開き過ぎてメリットが正直ほとんどない。
等々、なんか我慢するというか諦める所が多く。でも甘やかされ過ぎたフルサスも時々飽きるw
店オリジナルのハードテール作ろうと思っていた心をバキバキに折って無駄と諭してくれた1台で
ガラケーとスマホの機能を比較するようなもので金属では絶対に実現できない走りがあります
HTや鉄アンチに聞こえますがStanton初代代理店だったり超鉄HTラバーだった事はお忘れなく
そんな最新フルサスと停滞ハードテールの乖離を埋め、
またハードテール楽しいとオススメ出来る「進化したハードテール」が今回入荷のDV9です。
この1年ひたすら乗り倒していて
・店から横浜までの往復80kmのツーリング・50km超のグラベル・グラインデューロ
・里山ライド・フジテン・富士見パノラマ・白馬等のゲレンデ等々。なんでもコイツと一緒

バイクのジャンルを超越して「楽しく」「快適に」「刺激的に」遊ばせてくれる1台です
MTBのライバルはフルサスのダウンカントリーバイクでTransitionのSPURとかがバッチバチ
オフロード寄りのグラベルバイクとも張り合えてボムトラのBEYONDとかSALSAのFARGO等

乗った感想は、
「ハードテールなのに路面が荒れると衝撃が加速に変わる不思議」
この特性でトレイルの移動も登りもリアサス並みにグリップして前方にプッシュもきます!
下りにおいても衝撃をいなし進むので路面お構いなしの加速がイカれてる!!
トレイルが楽しいのは想像が容易ですが、グラベルも心地よく進んで疲れ知らず
富士見パノラマではタイヤ前後本気のDHタイヤ入れたいくらいスピード乗るし
タイヤインサートないとスピードに負けてリムボコボコにしちゃいますよ。(体験談)

「超クイックでダイレクトな操作感なのにバイクは暴れない不思議」
衝撃を最小限のフレームのタワミで吸収してくれてて、腰砕がなく操作がダイレクト
コーナーやジャンプでプッシュが爆速で伝わり、全力で踏むと馬鹿みたいに反発帰ってきますw
白馬みたいな細かいプッシュが多いところだとフルサスよりも速いくらいで楽しすぎるし
ふじてんの深いバームもギュワン!って曲がるし、ジャンプは軽過ぎて自分だけ飛んでる気分だし

これらを生み出しているのが衝撃吸収や力を逃す向きを自由に変えられる最新カーボンの使い方
改めてフレームの大切さを感じます。フレームが全てでパーツはオマケです。
走り、楽しさ、自由度を求めるならフレームに投資しましょう!パーツに投資は意外に無駄
車で例えるとわかりやすいんですが、
遅いエンジンの車に豪華内装フルオプ、速いエンジンの車にオプションなしで金額同じなら
走らせた時に速いのは考えるまでも無い話で。どっちが好きかは個人の問題なのでアレですがw
フレームはエンジン&シャーシで、パーツは内外装で、人間がガソリンなわけですよ
実は軽快・快適なのでタイヤを変えればグラベルバイクとして十分通用する走りまでも備えています

って伝えなきゃいけない事が多過ぎて前置きが長過ぎますねw
今回入荷のコチラはMサイズで適応身長160cm~173cmと広め
一番気に入っているのはMサイズでリーチが435mmと程よい大きさ
個人的にはハードテールにはクイックさを求めているのでこのSとMの間的なサイズ感が最高


完成車は120mmサスが付いていますが100mmから140mmまで対応していて
XCやバイクパッキングもパークライドまでイケます。自分は130mmで乗ってます

チェーンステイも425mmと短めでコーナーのキレも良いですが登りもトラクション抜けません
造形が色々面白いので眺めているだけでも楽しめちゃいますw

完成車にはFOX 34ステップキャスト パフォーマンス 120mm

軽量だけど剛性はしっかりあって、エアーボリュームもあるので衝撃吸収も上手で丁度良いヤツ
120mmの場合はハンドリングのキレが良くてソレだけで気持ちが良いです。
切った方向にスパッと入って、フォークとの剛性も塩梅よくピーキー感はなく思いのまま

この軽量にかける作りがすごいですよね〜

完成車のタイヤがこのバイクの本性を表している気がしますが。
軽量フォークつけてるくせに、
フロントにはDHタイヤのMINON DHR 2 /リアにはドライ用のDHタイヤ DISSECTOR
フルサスのダウンカントリーやトレイルバイクと同じような組み合わせ。それだけ出るって事!

ホイールはibisオリジナル Stansに作らせてる非対称リム

ハブはシールドベアリング入ってるどこかのOEMだけど質は文句なし!
リムやハブに使われるBLKBRD=BLACK BIRDって意味でibis=トキと「鳥」合わせなのかな?

コンポはSRAMのNXとGXのミックス
本国サイト見るとXCバイク寄りな雰囲気の紹介ですが、チェーンデバイスも付いてくるあたり
そんだけ攻めた走りするんでしょ?って匂わせてきてますね

ブレーキはSRAM G2 こいつパワー微妙なので唯一交換したくなるパーツかも

ヘッドセットはISの41/52でケンクリークの40ついてるのでまぁ良いかなって感じ
CHRIS KINGならDropSet3

ドロッパーはKSの150mm

ハンドル・ステムはibisロゴ入りの謎のOEM品。
グリップはリザードスキンのクッション性の良いやつ

ドロッパーのレバーは問答無用で自腹でWOLF TOOTHに交換しましたw

元のがコレで。こんなチャチなパーツを完成されたDV9の世界観に入れるの耐えられないです

そんなこんなで今までの常識は捨てて、新しい常識が始まっている事を体験できる1台
キレッキレの走り・レスポンスなのに快適で長時間ライドも終始気持ち良いし本当に飽きない!
理由は様々あれど試乗車をポンポン乗り換える自分が1年乗り続け、代わりも存在しない状況
常連さんは自分がテスト終わった試乗車を待ってるのでwまだ売らないの?って聞かれますが
乗っても乗っても飽きなし、まだまだ新しい魅力に出会う最高の1台で売る気なしですね
YETIのARCがスレッドBBとかにマイチェンしたモデルが出たら考えるかも

ちなみにシーラント入って実測でこの重さ。

最後に欠点を。
・色が万人ウケしない。
・国内在庫してくれないので在庫あっても1~2ヶ月待たないといけない。
・軽さを活かすか、下り性能を活かすか迷うwどっちも異常なレベルでこなせる分パーツ悩みます。
・フレームが凄すぎてDH用ハードテール並みの速度出せますがジオメトリーはトレイル用
 せっかく超高速で攻めれる快適バイクなのに攻め倒したい変人には66°は立ち過ぎ
・リーチが癖ありでS=404mm M=435mmと少し小さめで取り回しやすいいい感じのサイズなのに
 Lサイズになると急に470mmと普通のフルサスサイズの大きさになるところ。

あとカーボンフレームの作りがなぜ金属よりも優れているか一発で理解できるUNNOの画像
この1枚1枚の特性を持たせて組んでいきます。これを計算するし作るんだから高いわけです
*全部のカーボンがスゴイって話ではないので要注意。あくまでも最新鋭のカーボン限定です!

プッシュから実際に加速するまでが超一瞬なのが動画でもわかるかな?
がれ場も減速しないどころかドンドン加速するし。まぁ〜気持ちが良い
ライダーがボクで攻めない脱力ライド主義なので迫力に欠けますが・・・